口論
こんにちは、今回は初診後の話をしようと思います。

今現在不妊治療をされている方、またはこれからしようと検討されている方は、どのように夫婦の問題を共有されていますか?

私たち夫婦は、あまり深く不妊症という問題を考えずに受診してしまったため、私(妻)と主人の間に、治療に対するモチベーションに大きな温度差がありました。

不満とストレス

不妊治療は、女性に原因がある場合、病院に行くのはほとんど女性ですし、採卵や移植など身体に痛みをともなう行為はすべて女性が受けます。
夫は精子を出すだけ、有給も消化しないし、身体も辛くないので実感がわきにくいかもしれません。

病院の待合室には、自営業なのか毎回奥さんに付き添って、勉強熱心にパンフレットや配布される資料を読み込む素敵なご主人を目にすることも多々ありました。

こんな状況に巡り会わせた時、私はなんて大事にされていなくて、子供も産めないから離婚されるかもしれない。そんな思いに耐えきれなくなって、涙を見えないように拭うことがたくさんありました。

夫婦二人の問題

悲しみ

今、もし当時の自分に声をかけられるなら、卵にはマイナス思考やストレスが一番悪いから、早くもっと夫婦で話し合うように伝えます。

子供ができないから離婚する。なんていう人と結婚したなら、今気付いて良かったんです。

「不妊治療は、男女どちらに原因があっても夫婦二人の問題です。」と担当医師ははじめに説明してくれました。もっともだと思います。

不妊治療をして、たくさん話し合って、けんかもして、相手を心底憎いと思ったり、自分をだめなやつと罵りたくなることがありましたが、そのおかげで今まで以上に汚い部分も含めてお互いをよく知ってわかり合えたと思います。

今が最悪だと思ったら、大事なご主人と話し合うことをあきらめないで下さい。
万事塞翁が馬!ピンチはチャンスにできるように、不妊という大きなピンチだからこそ、乗り越えて大きな幸運を手に入れて欲しいと思います。

この日記につづっている、お恥ずかしい我が家の内情を読んで共感してもらったり、他人の話なので冷静に俯瞰して見てもらったり、すこしでもお役に立てたら嬉しいです。

自分で自分を追い込んでしまった私

不妊治療の初診は土曜の午前中に一人で行きました。
主人の付き添いなんてせっかくの休日に申し訳ないと思ったからです。

診察を終えて主人が待つ自宅へ帰る間、いろいろなことが頭を巡りました。

私が自分の体を良く知らなかったから、大好きな主人の遺伝子を残せないかもしれない。生命としての虚しさというのか、うまく言葉にすることができません。
とにかく主人への申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

二人の問題…二人で責任を取る…という考え方の方もいると思います。
でも、私は子供が授かれないかもしれないということが、自分の落ち度のように感じてしまいました。

もし離婚して若い奥さんをもらうって言われたら…
それでも、大好きな主人の子供がこの世に産まれるなら嬉しいことと理解して、離婚届に判を押そうと考えたりしながら、帰り道はとても重い足取りでした。

夫婦間での話し合い

夫婦

帰宅すると仕事をしつつ、主人がお昼ご飯を作ってくれていました。
主人お得意の美味しい焼うどんを見て、こんなに幸せで穏やかな日常だと思っていたのに、知らないうちに私の母になれるタイムリミットは迫っていたのだと、涙が溢れてきました。

急に泣き出した私に驚いて、主人は「病院で何か言われた?」「何か病気が見つかった?」「大丈夫だよ!」とひたすらなだめてくれました。

少し落ち着いてから、病院でのことを説明しました。
・治療はまだ始められない
・私たちにはあまり時間がない
・出産するためにはリスクがたくさんある

主人はときおり質問したり、スマホ片手に調べたりしながら、整理しつつ話を聞いてくれました。

全て話し終わった後に少し間をおいて、主人が優しく話してくれました。
「正直なところ、治療の流れとか、女性の体でどうやって卵ができるのかとか、薬とか難しいことはわからない。
だけど、すでに私たちが不妊症という状態であって、子供が欲しいならすぐに治療を進めないといけないことはわかった。
差し迫っていて、動揺して涙を流させてしまったかもしれないけれど、芸能人は50才とかでも産んでいるし、そう考えるとまだ37才なんて若いし悲観的になり過ぎることはないよ。」

芸能人は50才でも産んでいるという言葉に対して、
「あぁ確かにそういう人たちもいるから、まだそんなに絶望することはないんだ。」
と勇気づけられた記憶があります。

安堵とこれから

離婚まで考えていましたが、そういう話にはならなかったことに少し安堵しながら、
「翌日から基礎体温をしっかり測って、今できることをしっかりやっていこう」
と思い、その日はそれ以上不妊治療について何かすることはありませんでした。

次の記事は、不妊治療をはじめる前の基礎体温表についてです。
基礎体温表をつける煩わしさ