病院で遺伝子異常について医師から話を受けて、私たち夫婦の間でも話し合いをしました。

結果が出る前に私たち夫婦でケースバイケースで結論を用意しておかないと、冷静な判断が出来ないと思ったからです。

ダウン症などの遺伝子異常の確率が80%を超えたら産むことを諦めよう。それが私たちの結論でした。

どんなに超音波に映るわが子が可愛くても、子供の頃に見たダウン症の親子のことを思うと私は産む決心がつきませんでした。
土壇場になったら、超音波を見たら気持ちが揺らぐと思ったので夫婦で先に決めました。

いつもは私に気持ちを押し付けるというようなことをしない主人が珍しく「僕は子供が遺伝子異常だったら育てていくことは出来ないよ。だから80%を超えたら今回の子供は諦めたいよ。」と強い口調で言いました。

これは私がこの判断を下したと思うと辛くなるので全ての責任を夫である自分の意志なんだよと私の気持ちを軽くする為にしてくれた行為でした。

けれど私も同じ気持ちでした。どんな判断が決まろうと子供の為にとる行為は私が決めたことに変わりは無いのです。